コレクション 244

コレクション 244

「このように考え始めたのは、今から10年前に遡ります。この30年間、気候変動はシャンパーニュ地方に影響を及ぼし続けて来ました。この事実は否定できません。しかし、我々はこれを気温上昇によって成熟したブドウを以前より早く収穫するためのチャンスと捉えました。 — 醸造責任者、ジャン・バティスト・レカイヨン

ルイ・ロデレールの自由なスタイル:コレクションの起源を見る

テロワールの本質を捉え

私たちの生きる時代を考慮しながら、テロワールを尊重しその特性を映し出すサステナブルなブドウ栽培は、私たちのワイン造りの重要なファクターになっています。現在の状況に適応しながら将来のヴィンテージを予測することは、私たちが日々直面している課題であり、卓越したワインを求めてさらなる努力が必要です。我々は大胆に、かつ最大限自由な発想の追及を行っていかなければなりません。
このバランスの変化による明確な個性と特徴的な味わいがワインを進化させ、このワインの可能性をさらに広げることとなりました。 こうして、コレクションの考えが10年前に生まれました。

2019年素晴らしい収穫!

ルイ・ロデレールの244回目のブレンドは、特に激しい熱波に見舞われ、記録的な気温が観測された2019年の見事な収穫から生まれました。乾燥した大陸性気候が素晴らしい成熟度をもたらすこの年のワインは、凝縮感とフレッシュ感、見事なバランスを備え、コレクションのブレンドにより力強く甘美な個性を表現します。
このヴィンテージのすべてのワインは、区画ごとの厳 格なテイスティングに続いて、複雑なシンフォニーのよ うなブレンドを行い、ヴィンテージのイメージを完璧に 再現した結果、

源である「テロワールの中心」

ルイ・ロデレールはそのルーツに忠実に、歴史的起源が反映するよう、「ラ・リヴィエール」のブドウ畑 1/3、「ラ・モンターニュ」のブドウ畑 1/3、「ラ・コート」のブドウ畑 1/3というブレンドを行っています。自社畑の区画をはじめ、長年にわたるパートナーであるブドウ農家の畑まで、すべてのコレクションの区画を見直し、シャンパーニュのテロワールの中心ともいえる最良の区画のみを厳選しました。

特別な醸造

2019年ヴィンテージ54% で構成されるコレクション244は、味わいと飲む喜びへの賛歌のようなワインです。セラー・マスターは、そのヴィンテージから着想を得て新しいシンフォニーを作曲するように、「パーペチュアル・リザーヴ」のワインとオーク樽で熟成させたリザーヴワインを加えます。
「パーペチュアル・リザーヴ」は、コレクションのブレンドの重要な部分を占めています。コレクション244では36%ブレンドされ、バランスとフレッシュさをもたらします。「パーペチュアル・リザーヴ」と並行して、これまでのヴィンテージとクリスタルの畑の若い区画から生まれたワインがフレンチオークの大樽で熟成され、相当な割合でブレンドに加わります。

コレクション244ユニークな個性

セラーで約4年の熟成期間を経たコレクション244は、 ヴィンテージの成熟度、「パーペチュアル・リザーヴ」の フレッシュさ、オーク樽熟成のリザーヴワインの複雑味 を感じさせる非常に豊かなワインです。塩味を伴いさ らにしっかりとした骨格を持ったシャルドネとピノ・ノワ ールに、滑らかでフルーティーな甘美さをもたらすムニ エの復活を表現した、心地良い力強さのある見事な バランスのシャンパーニュです。フレッシュかつフルーテ ィで、熟した果実、ワイルドピーチ、洋ナシの香りを放 ち、ロースト感とチョーキーさをほのかに感じさせま す。コレクションの温かみのある心地よいスタイルは、 熟した果物をかじったような力強いテクスチャーと、凝 縮感のあるジューシーなニュアンスによって体現されて います。スモーキーなニュアンスが残り、非常に風味豊 かな余韻を支えます。

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244

« 「ひとつひとつのコレクションが、ルイ・ロデレールの味わいの世界に新たなページを刻みます。それぞれのコレクションには個性があり、同時にルイ・ロデレールらしさも備えています。 » — 醸造責任者、ジャン・バティスト・レカイヨン

« 2018ヴィンテージという収穫年の完熟した果実 がコレクションの温かみのある心地よさを » — 醸造責任者、ジャン・バティスト・レカイヨン

« 「ひとつひとつのコレクションが、ルイ・ロデレールの味わいの世界に新たなページを刻みます。各コレクションには個性があり、同時にルイ・ロデレールらしさも備えています。」 » — 醸造責任者、ジャン・バティスト・レカイヨン

« 「ひとつひとつのコレクションが、ルイ・ロデレールの味わいの世界に新たなページを刻みます。各コレクションには個性があり、同時にルイ・ロデレールらしさも備えています。」 » — 醸造責任者、ジャン・バティスト・レカイヨン